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約1200年前に中国(唐)の高僧「鑑真」によって仏教と共に日本へ伝えられたといわれる「ゆば」。「ゆば」とは大豆を搾った汁(豆乳)を煮立て、その表面にできた被膜のこと。肉食を禁じられていた僧侶たちの貴重なたんぱく源として食され、精進料理の一つです。原料の大豆に含まれる植物性タンパク質や大豆サポニンが、自然栄養食品として今新たに意識され始めています。
「ゆば」といえば京都の「湯葉」あるいは、日光の「湯波」が古くから知られています。これら伝統の味に引けを取らない地元産「ゆば」が、伊勢市近郊、度会郡玉城町に位置する創作ゆば伊勢屋豆兵衛で作られています。

「ゆば」造りは、85度に保たれた豆乳から一枚づつ丁寧に引き上げる手作業。職人の勘だけが頼りの引き上げる一瞬、一瞬が味わいも食感も微妙に変えるほど繊細です。朝一番に引き上げたものは口当たりやわらかでさっぱりした上品な味わい。次々と引き上げるうちに甘みを増し、味わいも濃厚なものへと変化してゆきます。豆の種類、外気温にも左右される「ゆば」造り。
試行錯誤を繰り返しやっと掴みましたと製造担当の浜口さん。一晩寝かせるともっちりとした食感に変わり、一味違う刺身ゆばが味わえるとのこと。「美味しい!」という一言をいただくために、ほんものを造ることが伊勢屋豆兵衛のこだわり。三重県産大豆特有のほのかな甘みと香りを存分に堪能していただける「ゆば」でほんまもんをいただく贅沢をお届けします。

「ゆば」は植物性の蛋白質と脂肪に富み、消化吸収が良く自然栄養食品として最適な食材です。「ゆば」の美味しさを堪能するには、「刺身ゆば」がおすすめ。「生ゆば」を適当な大きさに切り、ワサビ醤油、またはポン酢でお召し上がり下さい。
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